Open Source WEB

開発者って”こだわり屋さん”が多いですね〜。

しかも、不毛なことに首を突っ込みたがるクセもあります。

だから、いたるところで「このOSがいい」「このアプリじゃなきゃダメなんだ」といった、軽い宗教戦争が勃発します(^_^)

何を選択するかで、しょっちゅう白熱した議論を繰り広げたりします。

もっとも、他の人やビジネス側にとっては、どうでもいいようなことなんですけどね...

中でも、コードの書き方については、いろいろな流派(?)があります。

その情熱を少し違う方向に向けたら、きっとものすごい偉業を達成できそうなんですが...


コーディング標準は、開発チーム内の全員でコードの書き方を同じにするためのプラクティスです。チーム全体で使うコーディング規約を決めて、メンバー全員がその規約通りにコーディングすることで実現できます。

こう聞くと、なんだか決まり通りに書かなきゃならないから窮屈な感じがすると思いますが、これには理由があります。

1つ目の理由は、誰が書いても同じようなコードにすることで、誰かが休んだり、ダンプカーにひかれて(またか...)いなくなっても、スムーズに引き継ぎができるようにするためです。

2つ目の理由は、誰が書いても同じコードなので、積極的に他の人が書いたコードを修正できるようになるということです。これは、メンバーがお互いのコードをリファクタリングしあうときに威力を発揮します。

3つ目の理由は、誰が書いても同じコードなので、誰のコードであってもレビューしやすいということです。

4つ目のコードの書き方で無駄な議論をしないようにするためです。意外と多くのプログラマが自分のコードの書き方にこだわります。これが、チーム活動を阻害する上、無駄な時間を発生させるのです。

つまり、決まりがない場合の弊害に比べれば、決まりを作ってスムーズに開発をする方が、何倍もいいということから、コーディング標準というプラクティスが用いられる訳です。

チームのためのプラクティスという意味では、ペアプログラミング共同所有にも密接に関係しています。

ペアプログラミングしているときに、お互いが異なる書き方を使ったりしたら、コードを見るだけでもストレスたまりそうですよね?

こんな状態では、共同所有したくても、できません。

ですから、コーディング標準を決めておくことは、地味ですがとても重要なんです。

...とはいっても、何10ページものコーディング規約を作ってはいけませんよ!

せいぜい、1〜2ページ程度のシンプルなコーディング規約を作って、使って下さい。

サンプルは、気ままなリンクの「コーディング標準」にあるリンク先を参考にして下さい。


コーディング標準は、開発者が無駄な議論でわずらわされないようにするためのプラクティスです。

ペアプログラミングやリファクタリング、共同所有といったプラクティスは、このプラクティスがあるおかげで成り立ちます。

あなたもコーディング標準を実践して、無駄な言い争いを避け、純粋な開発作業に没頭する楽しさを味わってみませんか?


さて、今回で「XP入門」は終わりです。

次回からは、お待ちかねの「XP実践」を4/1(金)から始めます。

お楽しみに!


XP萌え!なコメントをどうぞ

Name:
Comment:

There is no comment.

このサイトは、 IPA の「平成15年度オープンソフトウエア活用基盤整備事業」 の委託事業として開発されたKahuaで試験的に運用しております。

Copyright (c) 2004-2007 株式会社タイムインターメディア About Us