Open Source WEB

こんにちわ。ばたっちです。

前回はソフトウェア開発のお金に関する話題だったためか、 コラムのスタッフの間で、議論が白熱しました(^^;

開発費については、今後もどんどん見直されていく分野でしょうね。

今後、このコラムでも展開していけるといいですね。

そうそう、先日、前職の友人から、「マネージャがXPやるって言い出した!」 と連絡(?)がありました。

う〜ん、私がXP、XPって言ってた頃はバカにしてたのに。。

きっと、社長とかお上からテキトーなこと言われたんでしょーねぇ。A^^;

ホンマにできるんやろか?(^^;

さて、今回は「見積もりは通った!」「発注も完了!」 「プロジェクトのキックオフもした!」、あとはシステムが完成 するのを待つばかり。。。

と思ってるとヤクいですよーというお話です。(^^;

  「えー、他に何が問題なのさぁ」

って思いました?

実は、プロジェクトのキックオフで、開発者、ユーザが一同に介して、 プロジェクト開始の熱い契りを交わしても、開発がスタートするとは 限らないんです。

  「ハァ?」 (by 魔邪風)

私も信じられないと思うのですが、実際にあった怖い話です。(^^;

とあるプロジェクトが火を噴いている(*1)ので、助っ人として参加 しました。プロジェクト納期まであと3ヶ月。なのに、仕様も設計も 済んでいない。

(※もちろんXPではなく、滝式開発なので、これらの作業から済ませます)

結構な規模で、品質も求められる、いわゆるミッションクリティカルな システムですよ。

そして、もっと驚いたことに、

  「3ヶ月前にプロジェクトのキックオフ」

してたらしいのです! 「今まで何やってたんや!?」ってカンジです。A^^; (あれ?6ヶ月前だったかも。。)

聞くところによると、最初にプロジェクトにメンバが割り当てられて いたが、さらに他の火を噴いたプロジェクトの助っ人に借り出されて しまい、人がいないというのです。

だから、われわれが借り出されたわけですが。。。

結果としては、何とか鎮火に至ったわけですが、これってユーザと して聞くと怖い話ですよねぇ〜

えぇ、もちろん開発者として聞いても怖いですよ。はい。(^^;

ユーザさんには、

  「うちはちゃんと進捗報告で確認してるから、そんなことはないよ」

という方もおられることでしょう。 確かに正しい進捗が報告されていれば、問題ありません。 でも、報告をよく見て下さい。

  機能A : 仕様化  90%
  機能B : 設計    50%
  機能C : 仕様化  70%
    :

こんなカンジじゃないですか?

ちなみに、上記のプロジェクトでも同じような進捗報告は出ていた はずです。(^^;

実は、ソフトウェア開発の進捗って、何をもって計ればいいのか 難しいのです。

仕様化 90% ってどーゆーこと? 100ページの仕様書で 90ページ できてたら 90%?んなもん、仕様書が100ページになるって誰が 分かるの?

ってゆーか、誰も読まないよーな仕様書がどれくらいできてよーが、 意味がありません。 こんな進捗報告はクソです。クソっ!

。。。すみません、言い過ぎました m(_ _)m

ってゆーか、こんな進捗って報告する方も困るんですよね。 何%って言えばいいのか分からんし。。。

でも、ほんとのところ、仕様書や設計書のような中間生成物と言わ れるもので、進捗を計ったところで、システム完成への進捗とは ほとんど関係ありません。単に推して測ってるだけなんです。

じゃあ、どうすればいいのか?

システムができてるところまでを、随時リリースしてもらうのです。

  「今回は機能Aができてるんだね。」
  「じゃあ、来月は機能Bと機能Cのリリース予定だね。」

てな具合に、機能を部分的にリリースしてもらいます。 そうすれば、「確実」にシステムがどこまでできているかの 「本当の進捗」が見えるのです。

XPでは「短期リリース」というプラクティスがあります。

短期リリースによる進捗管理では、機能毎に「できた」か「できてない」 かのいずれかです。非常に明確です。デジタルです。

  「うちはそんないいかげんな開発はしない!
  きっちり仕様を検討してから、作るからいいものができるんだ!」

なんていってる開発者とはさっさとおさらばしましょう。

あいまいな進捗報告の裏で、どんな開発が行われている(行われて いないこともある(^^;)か分からないですよ。

短期リリースで確実に進捗を把握しながら、動くシステムを手に 入れましょうね♪(^^/~

(*1) 火を噴く:ソフトウェア開発の後半によく見られる状態。 納期目前にバグ件数が収束しないなどの症状がある。この時期に 増員すると、さらに問題は発散し、まさに「火に油を注ぐ」状態 となる。または「デスマーチ」ともいう。


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