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こんにちは!
うっちーです。
前回は、「テスト戦線異状なし?」について書きました。 もちろんレマルクの大作「西部戦線異状なし」をもじったわけであります。 原作でも、若者たちは地獄の塹壕戦を繰り広げ、主人公が戦死した日は「いたって平穏」な日であり、 そして、前線の司令部は本国に「西部戦線異状なし」と打電していました。 端的な表現でも、現実離れしているわけではないように思います。
オフィスで誰かが、「トヨタがまた、純利益が1兆円を超えたよ。」と声に出し、 すると、あっちこっちから、「うらやましいなあ。」「すごいなあ。」と和気あいあいに話が始まります。
しかし、このとき、誰がこれまでのトヨタなどの自動車産業が努力してきたことに思いを馳せるのだろうか?
QC(品質管理)なる和製英語がアメリカを席捲し、英語圏において立派な単語として市民権を得、 最近の中国で流行っている香港ドラマでは、婿連中が舅が結婚を許すかどうかのきびしい審査を QCという台詞で表現しています。
トヨタなどの自動車産業は、QCサークルを作り、30,40年に渡り、 作業手順を作成し、 繰り返し、繰り返し、手順の最適化をしてきました。 それで出来上がったのがベルトコンベアであるわけです。
ベルトコンベア上の作業者は、あくせくする様子もなく 日々出来上がる製品の数が把握され、 時間になったら、家に帰る。
宣伝されているイメージに洗脳されているかもしれませんが、 でも、「いいなあ」と思いませんか?
トヨタは、膨大な時間をかけ、たゆまない努力で、「作業→改善」を繰り返して、 積み上げてきたのが今日の1兆円であるわけです。 顧みて、当てもなく、目の前の進捗に必死になり、日夜残業しているわれわれは、 どうだろう? ソフトウェア開発をベルトコンベアに載せるべきではないでしょうか?
誰かが疑問に思わなければ、改善はなく、 改善がなければ、進歩もないと思います。 疑問に思えれば、われわれは答えのすぐそばにいます。