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こんにちわ。ばたっちです。

先日、某電話会社のK社がソフトウェア開発費の算出を、 「開発工数(作業時間)」ベースから、「開発機能」単位にする というニュースがありました。

そのコメントの中で「作業時間ベースでは、開発費を抑えようと すると、単価の安い技術者が使われ、ソフトウェアの品質が 悪くなる」のよーなことを言ってました。

※こういう保守的な分野でも変わってきましたなぁ。

昔ながらの開発費の考え方をしているところでは、開発メンバ は単純に「1」という数字で表されます。スーパープログラマ でも、新人さんでも「1」です。

3ヶ月で約1,000万円のシステム開発とすると、月に約300万円。 月に 3人のグループで開発できれば、単価100万円の技術者を 使えます。

もし、5人必要な規模なら、単価60万円の技術者を使うことに なります。(赤字になっちゃうので)

また、あるいは規模としてライン数で開発費を算出することも あります。ライン単価1,000円として、規模見積もりが 3KL(キロ・ライン)だと、300万円。これで開発期間が 1ヶ月と すると、単価100万円の技術者が 3人使えます。

作業量的に 5人必要だと、

  「うーん、3KL(300万円)かぁ。5人には足りないなぁ。
    見積もりもう一声なんとかならん?」
  「じゃあ、5KLくらいにしますか?」

なーんて、やりとりもあったりします。(^^;

こんな状況だと、ライン数が多ければ多いほどいいので、 オブジェクト指向の華麗なコードで、重複のないシンプルな コードより、重複バリバリのくそコード(1メソッド5KLとか) の方がいいとされます。

※そりゃあ、品質も何もあったもんじゃねーわな。(^^;

一方、ビジネス側では開発費を抑えたい。そりゃそーですよね。 安くできるならこしたことないですから。

でも、そのシステムを開発することで、いつまでに導入費を 回収して、どれだけ収益を上げられるようになりますか?

ROI(投資回収率)ってやつですね。

  「えー、そんなの分かんないよー。とりあえず今は予算が
    1,000万円しかないから、これでなんとかやってよー」

なんてことありません?

とまぁ、こんな状況で「開発費を機能単位」にというのは、 なかなかすごい決定ではないですかね?

開発費を機能単位にすると、

  ビジネス側:いつ回収できて、どのくらい収益がでるか?
  
  開発側:この開発費で、いかに機能を実現するか?

といったことに集中できるようになりますね。

。。。とここまでは、うっちーさんの「ここが変だよ」っぽい ですね A^^;

そろそろ、XP使えば。。という気になってきました?(^^;

さて、ビジネス側は「じゃあ、開発費を抑えられる」と、安く することだけを考えると危険です。

確実に機能と品質を提供してもらうには、それなりに単価の高い 技術者が必要だったりします(高くてもいいとは限らないけど)。

それから、途中の計画・要求の変更などのリスクにかかるコスト 分の予算も必要です。

スーパーの安売り商品を選ぶか、多少高くても商品のしっかり したブランド品を選ぶか。どちらを選びますか?

安さを追求することで、ビジネスチャンスを失う可能性もあります。

                安さを追求
                ↓      ↓
  開発納期に遅れる      品質確保できず
        ↓                      ↓
  他社に先をこされる    お客さんの定着率悪化
                ↓      ↓
           ビジネスチャンスを失う。。

ちなみにこれらの条件を満たすには、「変化を抱擁できる」 XP開発チームがお勧めです(^^;

一方、開発側は「開発費抑えられたら、単価の安い技術者を 使うしかないじゃないか!」。。と思うかもしれません。

ところが、そーでもないかもしれないですよ。

現在の開発で一番コストがかかってるのはどこですか?

  「テスト」と「デバッグ」

だったりしませんか?

通常は仕様化、設計、実装の過程で積み立てられたバグが、テスト 工程で始めて表面化します。このバグをつぶすために開発期間の どれくらい使ってますか?

とくに品質に厳しいシステムであれば、開発全体の 2/3以上の コストがかかっている場合もあるでしょう。

  |<--仕様化-->|<-設計->|<-実装->|<------------------テスト&デバッグ------------------>|

XPにはTDD(テスト駆動開発)という手法があります。

テストを後回しにしないので、バグをため込まずに開発すること ができます。

これを使えば、開発費を抑えることができるかもしれません。 改善の余地ありですね。(^^;

ソフトウェア開発がより複雑、短納期になるご時世に、コストを 抑えたい、でも品質も確保したい。。という要求は相反するもの に見えますが、もしかするとXPはこれらのバランスを取り、 適正なお値段を見つけることができるかもしれないですよ。(^^)/~


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