Open Source WEB

Zopeとは

ここでは、Zopeの主な特徴やスクリーンショット、システム構成例などをご紹介します。

  1. Zopeの特徴
  2. スクリーンショット
  3. Zopeシステム構成1:もっともシンプルな場合
  4. Zopeシステム構成2:データベースを使う
  5. Zopeシステム構成3:Apacheと組み合わせる
  6. Zopeの先進的な機能

Zopeの特徴

Zopeとは、ひとことで言うと

Pythonで書かれたオープンソースのWebアプリケーションサーバ

です。主な特徴としては、

  • 無償
  • オープンソース
  • クロスプラットフォーム(Unix系、Windows、Macなど)
  • ダイナミックなWebサイトを作成できる
  • Webサイトの開発、管理をすべてWebブラウザだけで行なえる
  • Webによるコンテンツ・マネジメント・システムでもある
  • Webサーバ、簡易データベースを内蔵
  • セキュリティに優れ、細かいポリシー設定が容易
  • きわめて柔軟で、変更や追加に強い
  • 拡張性に富む(Pythonによる)

などがあります。

Windowsが入っている普通のPCですぐに使えるという気軽さ

と、

大規模なWebサイト/ソリューションも構築できる本格的スペック

を兼ね備えているのが、Zopeなのです。

スクリーンショット

Zopeのインストール、起動、かんたんな操作などのスクリーンショットを見てください。

なんとなくZopeの雰囲気がわかると思います。

注)

  • ここでのスクリーンショットは、Windowsでのインストール時のものです。 また、ここではインストールの全ステップを紹介しているわけではありません。

Zopeのインストール

インストーラ起動

Zope本体のインストール場所を指定

同時にWebサイトの初期データを作成するFull installationを選択

スタートメニューにおける項目名を指定

Windows起動時にZopeが自動的に立ち上がるよう設定

Webサイトのデータ作成場所を指定

Webサイトにログインする際のパスワードを指定

インストール完了

ブラウザでトップ画面にアクセス (この中の「Zope Management Interface」をクリックすると、管理画面へ)

管理画面にアクセスしようとすると、基本認証のダイアログが出る

認証を通過すると、管理画面が出る

ZopeでWebサイト編集中

なんとなく、Zopeの雰囲気がわかってもらえたでしょうか?

なんといってもZopeはフリーで、インストールもむずかしくないので、ぜひ実際に触ってみてください。

Zopeのダウンロードはこちら -> http://zope.jp/download/

Zopeシステム構成1:もっともシンプルな場合

すぐに始められるのが、Zopeのいいところです。Zopeは

Webサーバと簡易データベースを備えたWebアプリケーションサーバ

なので、もっともシンプルな構成の場合、Zopeだけですべてをおこなうことができます。

Zopeのみによる構成

この構成の場合、データ自体もZopeが持つことになります。

かんたんなWebサイトやパーソナルユースであれば、これだけで十分な場合も少なくありません。

すべてをブラウザだけで管理でき、難しい設定やftpなどもいっさい不要なZopeは、Webサーバの入門用にもいいと思います。

Zopeの中身は通常のファイルシステムと切り離されていて、通常ZopeからOS内のファイルに触ることはできないので、セキュリティ上も好ましい設計といえます。

Zopeシステム構成2:データベースを使う

Zope + RDBによる構成

データが多い場合、あるいは、データは独立してデータベースに入れたいといった場合は、ZopeにRDBを接続します。

Zopeは代表的なRDBにすべて対応していて(フリーではMySQL、PostgreSQLなど、商用ではOracle, Sybaseなど)、各RDB用のモジュールが用意されているので、それをZopeに追加します。

Zopeはデータベース関係の処理に優れており、DBコネクションやSQLクエリーなどはプログラム中に書くのではなく、それぞれ専門のオブジェクトになります。オブジェクトはプロパティの設定と、ボタンクリックだけで作ることができます。

オブジェクトをいちど作れば、プログラムでは一切そのコードを書く必要がないので、プログラマは本来のロジックだけに集中でき、コードもシンプルで短いものになります。

Zopeシステム構成3:Apacheと組み合わせる

Apache + Zope + RDBによる構成

ZopeはWebサーバを自前で持っていますが、Apacheと組み合わせて使うこともできます。

  • すでにApacheによるWebサイトがあり、それと組み合わせてZopeを使いたい場合
  • ヴァーチャルホストで複数のサイトを運営していて、Zopeサイトをそこに追加したい場合

などは、このパターンになります。

具体的には、ブラウザから要求されたURLによって、そのページをApacheが返すか、Zopeが返すかを区別するように、Apacheに設定します。

これによって、ApacheとZopeの両方を同時に生かすことができます。

Zopeの先進的な機能

Zopeは、Webブラウザによる人間向けのインターフェイス以外に

  • FTP
  • XML-RPC
  • WebDAV

などに対応しており、これによってZopeをプログラムから操作するなど、さまざまな応用が可能になっています。また

  • CMF(ポータル用フレームワーク)
  • ZEO(負荷分散)

などのプラグイン・ツールが用意されており、ポータルや大規模サイトの構築に威力を発揮します。

Zope自体がオープンソースで開発されているのに加え、世界じゅうのZopeプログラマーによってZopeのプラグイン・ツールが毎週のようにリリースされていますので、新しい技術への対応などもきわめて早いといえます。

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