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5.0.10がリリースされたので、さっそくそちらを使うことにしよう。
ダウンロードし、展開してみたら、
-rw-r--r-- 1 fuji user 0 7月 23 04:45 EXCEPTIONS-CLIENT -rw-r--r-- 1 fuji user 0 7月 23 04:45 INSTALL-SOURCE
ということになっていて、説明が載っている筈のファイルのサイズが0である。
以前のバージョンのときのコンパイル手順でできるだろうから、 「ソースからのインストール」の説明の最後の 再コンパイルして動作確認に従ってコンパイルしてみよう。
コンパイル(make)する前に、configureしなければならない。 このオプションが面倒であった。
今までとの違うところは、 デバッガでソースを追いかけながら調べようとしていることで、 そのためのデバッグオプションが必要である。 MySQLは、C,C++ で書かれていて、コンパイルには gcc が使われる。 gccは、Cだけでなく、C++ もコンパイル可能である。
デバッグオプションは、gcc では、 -g である。
configure時のオプションについては、MySQLのマニュアルの 2.8.2. Typical configure Optionsの後の方に
To configure MySQL with debugging code, use the --with-debug option: shell> ./configure --with-debug This causes a safe memory allocator to be included that can find some errors and that provides output about what is happening. See Section E.1, “Debugging a MySQL Server”.
とあるので、 --with-debug を追加すれば良いらしい。
configureのデバッグオプション --with-debug
ということで、以下のようにして「デバッグ付き」でmakeまでを行なった。
shell$ ./configure --prefix=/usr/local/mysql --with-extra-charsets=complex --with-debug shell$ make
インストール
インストールする前に、MySQLサーバが動いていたら止めておく。
shell$ /usr/local/mysql/bin/mysqladmin -u root shutdown
動いていなくても、このコマンドを実行して構わない。 実行中に、止めずにインストールしちゃったりすると、厄介なことになるので、 無駄にshutdownを行なっても全然構わないし、推奨すべきことである。
shell# make install shell# cd /usr/local/mysql shell# bin/mysql_install_db --user=mysql shell# chown -R root . shell# chown -R mysql var shell# chgrp -R mysql . shell# bin/mysqld_safe --user=mysql &
make install の直後に
shell# cp support-files/my-medium.cnf /etc/my.cnf
を行なって、オプション設定ファイルを /etc にコピーするように説明には 書かれているが、ここではやっていない。
動作確認
さっそく mysqlクライアントコマンドを動かしてみよう。
shell$ mysql -u root Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g. Your MySQL connection id is 1 to server version: 5.0.10-beta-debug-log Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the buffer. mysql> SELECT version(); +-----------------------+ | version() | +-----------------------+ | 5.0.10-beta-debug-log | +-----------------------+ 1 row in set (0.04 sec) mysql>
デバッガを動かす前に、漢字がちゃんと使える、入力できることを確認しよう。
Emacs上で、shellを動かして、そこから漢字を入力したら、問題ないようだった。
mysql> SELECT '漢字'; SELECT '漢字'; +------+ | 漢字 | +------+ | 漢字 | +------+ 1 row in set (0.00 sec) mysql>
しかし同じことを、gnome-terminalから実行し、 漢字を kinput2 で入力しようとすると、
まではできるのだが、この「漢字」が入らないのである。
Emacs では漢字が入る。
gnome-terminal + kinput2 では漢字は入らない。
configureのオプションが何か足りないようだ。
次へ:kinput2からの入力を可能にするconfigureオプション
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